都心近郊に建つ、11戸の賃貸集合住宅。周囲の良好な環境を取り込み、光や風が建物内を通り抜ける。 敷地形状なりのスラブの上には、7つの箱が点在し、そのいくつかを組み合わせることで、1つの住戸が構成されている。 スラブ上の余白は、共用部分であり、路地のような庭のような曖昧な空間として住まい手の生活の場となる。 集合住宅でありながら「一軒家」の集まりのような建築を目指した。
(若松均建築設計事務所での担当作品)
敷地北側より俯瞰する